亜鉛は女性の妊活にも必要! 亜鉛の効果と重要性 | 妊活プロテイン motocul
亜鉛は女性の妊活にも必要!亜鉛の効果と重要性

亜鉛は女性の妊活にも必要! 亜鉛の効果と重要性

亜鉛と妊活と聞くと、男性の妊活や男性不妊症に重要な栄養素として思い浮かべる方が多いはずです。男性の生殖機能の発達や精子形成に重要とされていることを御存知の方も多いと思います。

でも、実は妊活中の女性にとっても亜鉛は必要な栄養なんです。

妊活中の男女にとって必要な亜鉛ですが、今回は女性にとってどんな働きや効果があるのかを中心に見ていきましょう。

亜鉛はどんな栄養素なの?

亜鉛は、体内で数百種類以上の酵素の働きを助ける「必須ミネラル」の1つです。
亜鉛は成人の体内に約2,000㎎存在していると言われ、そのほとんどが筋肉や骨に存在します。亜鉛は妊活にも生命活動にも重要な栄養素ですが、体内ではつくることができないため、食事やサプリ、プロテインから摂取することになります。

亜鉛ってなに?

亜鉛は特に妊娠中や妊活中は細胞の成長と分裂に必要不可欠であり、新しい生命の形成において重要な役割を果たします。

亜鉛はいつからいつまで必要なの?

結論から言うと妊活中から妊娠中、そして授乳中まで必要ということになります。
ではその理由を見ていきましょう。

亜鉛が女性にとって必要な時期

なぜ妊活中や妊娠中(妊婦)の女性に亜鉛が必要なのか?

妊活中の女性に亜鉛が必要な理由

亜鉛は別名「セックスミネラル」とも呼ばれていて、性機能に重要な役割を果たしてくれます。
具体的には亜鉛が女性の卵巣刺激ホルモン(エストロゲン)や黄体ホルモン(プロゲステロン)の働きを高めてくれると言われています。排卵や着床に関係するこの2つの女性ホルモンの働きを高めることで、子宮の環境や卵子の質を整える効果が期待できます。

亜鉛は男性だけじゃなく女性も必要

先ほども説明しましたが、亜鉛は細胞の成長や細胞分裂にも深く関係する栄養素です。妊活中の女性が亜鉛を十分に摂取することで、妊娠するために不可欠な卵子の細胞分裂にも良い影響が期待できます。

妊娠中(妊婦)に亜鉛が必要な理由

妊娠中に亜鉛が必要と言われる一番の理由は「主に胎児への影響」です。亜鉛は細胞分裂に必要とされます。妊活中では卵子や精子の細胞分裂に影響しますが、妊娠中には胎児のDNAの細胞分裂や成長に欠かせない栄養素とされています。

お腹の赤ちゃんも産まれてからも必要

また、亜鉛は筋肉や骨の成長にも深く関わっているので、成長障害や骨格奇形、低身長・低体重などのリスクを下げるためにも亜鉛を十分に取る必要があります。

特に妊娠中は必要な血液量が増えるので、必要な亜鉛の量も増えます。
しかし、妊娠中や授乳中の女性の摂取量は不足していると言われています。

妊活中に亜鉛が不足するとどうなるの?

妊活中や妊娠中に亜鉛が不足すると、様々な影響があると言われています。

妊活中の女性が亜鉛不足になると

妊活中の女性の亜鉛が不足すると、女性ホルモンが減少して卵巣機能の低下や排卵がスムーズに行われないなどの影響が出ると言われています。
また、卵子の成長にも悪い影響が出ることもあり、月経不順や不妊症を引き起こす可能性があると言われています。

亜鉛不足ってどうなるの?

妊娠中の女性が亜鉛不足になると

胎児の成長に欠かせない亜鉛が妊娠中に不足すると、胎児の成長障害や骨格奇形などのリスクが高くなる可能性があると言われています。
また、産まれてくる赤ちゃんの低体重、低身長にも影響があると言われています。

亜鉛と酵素がなぜ妊活に関係するの?

この記事の冒頭でも書いたように、亜鉛は体内にある数百の酵素の構成要素です。

酵素とは主にたんぱく質で構成されていて、人間が生きていくために不可欠なものです。
体内の酵素が活性化することで、体内のホルモンバランスが整い女性ホルモンにも良い影響が出ます。

亜鉛は生命活動を行ううえで欠かせない酵素の構成要素なので必須ミネラルの一つとされ、たんぱく質が酵素を構成している主な栄養素なので、亜鉛とともに妊活中に必要な栄養素とされています。

このことから、たんぱく質と亜鉛が妊活にとても重要と言うことが分かりますね。

妊活中や妊娠中に亜鉛はどれくらい必要なの?

1日にどれくらいの亜鉛が必要なのでしょうか?
厚生労働省の基準では18歳~49歳の女性の1日の推奨摂取量は1日に8㎎とされています。
妊娠中は10㎎となり通常時より多くの亜鉛の摂取が推奨されています。
授乳中はさらに多くの亜鉛が必要になり、1日に12㎎の亜鉛摂取が推奨されています。

亜鉛の推奨摂取量

しかし、どうしても不足してしまいがちな亜鉛ですが、特に若い女性、妊娠中や授乳中に不足している人が多いようです。

※参照:日本人の食事摂取基準2020

亜鉛の食事摂取基準(目安量)と実際の摂取量(中央値)

妊活中には子宮、卵子のために亜鉛を摂り、妊娠中、授乳中は胎児の成長のために亜鉛を意識して摂るようにしましょう。

亜鉛を多く含むおすすめの食べ物

亜鉛は妊活や妊娠中に必要な栄養素ですが、体内でつくることができません。
なので、食事から効率よく摂取することが大切です。
ここでは亜鉛を多く含むおすすめの食材をご紹介します。

亜鉛を多くふくむ魚介類は牡蠣、ホタテ、ウナギ、しらすなどがあります。

牡蠣、ホタテ、ウナギ、しらすの写真

肉類で亜鉛を多く含むおすすめの食べ物はレバー、牛肉、豚肉、若どりなどがあります。

レバー、牛肉、豚肉、若どりの写真

野菜類で亜鉛を多く含む食べ物は切り干し大根、枝豆、しその葉、たけのこなどです。

切り干し大根、枝豆、しその葉、たけのこの画像

亜鉛と一緒に摂ると良い、おすすめの栄養素

亜鉛を摂取する時に一緒に摂ると亜鉛の吸収効率をあげたり、働きを促進する栄養素があります。
亜鉛はビタミンCと一緒に摂ることで、吸収効率が高まります。また、たんぱく質と亜鉛を一緒に摂ることで、体内でのたんぱく質の合成が促進されます。

このように亜鉛だけを単体でサプリなどから摂るより、バランスの良い食事からたんぱく質やビタミンCと一緒に摂取することで、亜鉛を効率よく吸収し、体内で使うことができます。

しかし、妊活中は妊活だけでなく、仕事や家事をしている人も多いのでなかなか毎日の食事に気を遣うのが難しい人が多いのが現実です。
そんな時はサプリや妊活プロテインをうまく活用して、不足している栄養素を補うことで妊活成功への手助けになるかもしれません。

あまり無理をしすぎず、日々の栄養補給をして妊活を続けていきましょう。

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